(2回目追記あり)新型コロナウイルスのワクチンを接種してきたレポート
お久しぶりです。筆者です。(コイツこれ以外の書き出し方無いんか?)
この度、新型コロナウイルスのワクチン接種に行ってきましたので、軽いレポートを書こうと思います。
「全年齢にわたる大規模ワクチン接種」という歴史上まれに見るイベントですので、これは何か記録に残さなくては…!という思いもありました。
ワクチンを接種するまでの色々
私が住んでいる自治体では8月頭からネットでの予約が可能になりましたので、開始日にすぐ予約し、8月中に1度目の接種を受けられることになりました。
大都市では未だに予約がパンパンのようで、こればかりはド田舎に住んでいて良かったと思いました。
ちなみにファイザー社製のワクチンです。
ワクチン接種にあたって「すべきこと」「してはいけない事」を調べてみたのですが、筆者個人としては「激しい運動をすると副反応が重くなりやすいので暫くは控える」という部分が引っかかりました。
私はBMI25以上(1度肥満)のデブであり、最近はダイエットをしていました。(そのおかげで1年ちょいで10kgほど減量できた)
運動量としては少ないのですが、
- 毎日1kmの距離をそこそこ早めのペースでランニングする
- プランク5セット
というのが日課になっていまして、このうち「ランニングがもしかしたらアウトかな?」と心配になりました。
看護師経験のある親族に相談したところ、「2回目の接種が完了する9月末まではウォーキングに切り替えてみては?」と提案されたので、そうすることにしました。
この1ヶ月でリバウンドしてしまわないか不安で不安で震えています。(デブは自分に甘いのですぐ外的要因に責任を求める)(自分が食べる量を考えればいいだけ)
次に、アナフィラキシーショックの危険を考えました。
ワクチンにおけるアナフィラキシーショックはアレルギーを沢山持っている人に生じやすいようで、普通の健康な人なら特に心配する必要は無いものです。
しかし、私には10年ほど前に自己免疫系の疾患にかかっていた過去がありました。
詳しい病名は書きませんが、年間発症数が50例ほどしかないものであり、私の場合は原因不明のタイプだったので年間症例数が10程度という極めて珍しい病気でした。
私はこれのせいで小学校生活の半分を棒に振りました。
今は寛解(完治ではないが症状が治まっていること)の状態であり、年に一度の定期検診をするだけで済んでいます。
しかし、血液に影響が出る病気だったために、ワクチンと何か悪い反応を起こすかもしれないという不安がありました。
そういった色々な気持ちを抱えつつ、ワクチン接種当日を迎えました。
集団接種の流れ
集団接種は地元の大型ショッピングセンターの一角で行われ、私が到着した時には既に沢山の人がいました。
私と同世代の人から杖をついた高齢の方まで、幅広い層の希望者がひしめく様子は、コロナ禍になってからは見たことがないような光景で新鮮に映りました。
受付で予約を確認してからワクチンを接種するまでの流れはわりとスムーズで、15分程度で全てが完了しました。
この辺りは現場の「慣れ」を感じました。
開始当初は混乱もあったようですが、沢山の人数を処理していくノウハウがしっかりと蓄積されているように見えました。
接種後は副反応の確認のためにタイマーを渡され、15分間の経過観察を行います。
副反応が出てこないかドキドキの時間です。
幸いにも何の症状も出ること無く、無事に会場から出ることが出来ました。
この時点で受付から40分ほど。
軽い買い物に出かけたくらいの感覚です。
アナフィラキシーなどの重い反応が出ず不安が解消されたので、ウキウキ気分で帰りにファミキチを買いました。 (だから太るんだよ)
1回目のその後
8月28日23時追記︰副反応らしき症状をまとめます。
注射した部分に少しの痒みや痛み→筋肉注射なので当たり前。
弱い倦怠感があり、いつもより眠さが早めに来る→「初めてのワクチン接種」という慣れないイベントに直面したことによる精神的疲労から来ている可能性もあるので、副反応かどうかは微妙。
最高37.0℃の微熱→平熱が36.6℃くらいなので体調的にはほぼ問題なし。
過去に免疫系の疾患を患ったことのある筆者ですが、大きな問題もなく1度目の接種を終えることが出来ました。
副反応も弱いもので収まっています。
2回目の接種は3週間後の予定です。
巷では2回目の副反応がキツいという話が多く見られますので、よく用心して臨もうと思います。
2回目を受けてきました
ここからの文章は追記になります。
9/18に2回目のワクチンを接種することが出来ました。
今回も手続きは非常にスムーズに進み、15分間の経過観察まで含めると大体45分ほどで終えることができました。
以下に副反応をまとめます。
注射部位の痛み→前回同様のもの。接種した翌日がピーク。
倦怠感→前回同様。とにかく眠気が来るので、翌日はほぼ1日寝ていました。
最高37.6℃の発熱→前回より少し高い熱が出ました。特に解熱剤は飲みませんでしたが、上がったり下がったりを繰り返しました。この発熱は接種から3日ほど続きました。
関節痛→前回には無かった症状です。風邪に罹った時に感じるような関節痛が接種の翌日にかけて続きました。翌々日には無くなっていました。
ちょくちょく報告されているような39℃に迫るほどの高熱は出ず、翌々日には出勤も可能な状態でしたので、個人的には軽く済んで良かったと思います。
箇条書きでまとめると少し大層な感じに思えますが、基本的には風邪を引いたのと同じ感覚です。
新型コロナウィルスに感染して発症することを思えば、これくらいは…という感じでしょうか。
まとめ
これで2回の接種は無事に完了しました。
大きな混乱もなく、緊張していた私でもストレスを感じずに接種できたのは、ひとえに医療従事者の方々や自治体の職員さんたちの努力のおかげだと思います。
本当に感謝です。
接種自体は完了しましたが、この追記を書いている9月24日時点では、まだ私の体の中に抗体が出来上がっているか確証はありません。
一般に、新型コロナウィルスへの抗体はワクチン接種から2週間程経ってから完成すると言われているからです。(各社によってバラツキあり)
参考:厚生労働省HP ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染することはありますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省
また、ワクチンの抗体によって発症しなくても、自分がウイルスキャリアーとなって周囲の人に感染させてしまうリスクは、これまでと何ら変わりありません。
これからも感染予防対策を万全にして生活していきたいと思います。
ワクチンを接種できていない人や、ワクチン接種を迷っている人はまだまだいると思いますので、この記事が少しでもそんな方々の参考になれば幸いです。